「不確実なら、結果を信じろ!」

先日社会人の先輩と飲んで、時期も時期なので大半が就活の話になったわけです
その時に「その通りだな〜」って思った言葉があります、タイトルの通り

「不確実なら、結果を信じろ!」

「不確実」が何を指しているかと言うと
例えば、募集人数10人の企業に対して、応募が1万人いたとする
しかも志望する学生は、自分の学歴以上の人が多いらしい
その時に「内定貰う確率は0.1%か…学歴も高いしまず受からないだろうな」と諦めてしまう
しかし、内定を貰える可能性は確かに低いかもしれないが、絶対に貰えないということではない
もしかしたら、実は自分の学歴以上の人はそんなにいないかもしれないし、自分にもの凄い適正があるかもしれない
つまり、内定をもらえるかは全くの不確実な状態なわけである
そこに、確率とかのデータを並べて一歩引いて考察して諦めてしまってはいけない
むしろ、不確実な状態であるならば、内定を貰えるという結果を信じて精一杯努力するのみ、なのである


こういう時に、「不確実なら、自分を信じろ!」と思う人もいる
つまり、自分は内定を貰えると信じて努力する人を指すわけだが、先輩はこういう思考は危険だと言う
なぜなら、自分を信じた結果、内定を貰えなかったら、自分を否定することになる
それが何度も続いていけば、自分自身を責めてしまい、マイナス思考に陥ってしまう


これは先輩の実体験に基づく話だった
営業をしていた先輩は、月間目標まであと1人というところまできていたが、期日まであと1日しかなかった
この1日で申込を決め、入金をしてもらわなければならず、それが実現する確率は極めて低く、自分を含め他の上司も諦め顔だった
しかし、直属の上司から「(あと1人取れるか)不確実なら、結果を信じて精一杯やるしかないだろ!」と言われた
すると、奇跡的に1人が捕まり、入金まで1日の間にしてもらえ、逆転の目標達成を果たしたのである


特に就活においては不確実性はずっと高いのである
(多分人間に関することは不確実性が高いことばかりなのだろう)
だからこそ、想いがあるのならば簡単に諦めてはいけない
僕は特に、確率であたかも理論的に考えて期待値判断して、早々に諦めてしまうところがあるから、この言葉は心に刻んでおく必要があるな、と感じました